CMS Works

マンション購買者に効率的な情報発信と入居後のコミュニケーションツールを開発せよ

不動産管理会社向けマンション居住者情報ポータルシステム

開発の背景

マンションの居住者向けの情報共有システムとして、同じマンション内のお知らせや管理組合議事録を共有する仕組みはすでにできていたが、耐震偽装事件以降、デベロッパーや不動産業者のコンプライアンスや情報開示が多く求められるようになった。
そのため、システムの利用開始を入居時から購買契約時にシフトさせ、入居前はオンラインで自分が購入したマンションの建設状況、工事の状況などを物件ごとに閲覧する仕組みに発展させる必要があった。

開発の目的

入居前においては、当該物件の建設、建築、工事の進捗状況を定期的に情報発信し、契約者が随時閲覧できるシステムとし、入居後は同じアカウントで同一マンションの情報共有ができる仕組みに容易な操作で移行できるシステムとすること。

システムの概要

入居前は管理者が工事の写真と概要を登録する。更新が行われるとメールまたはRSSで契約者に通知が行われ、契約者は随時自分の購入した物件の工事進捗状況を写真で閲覧することができる。 入居後は管理会社、管理組合から入居者へ向けたお知らせや、各種施設の点検等の情報を発信できるとともに、管理組合はその議事録を登録し、入居者全員に情報共有できる。また、入居者のみが使用できる掲示板を用意し、相互のコミュニケーションに役立てる。

システム構成

プラットフォーム
FreeBSD
RDBMS
PostgreSQL
中間言語
PHP

導入結果

販売するマンションの一機能としての価値を創出することができた。また、居住者へのタイムリーな情報提供が可能になった。