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"情報の「暴飲暴食」をやめたら集中力が増した。"ということ

サイトをリニューアルして

サイトをリニューアルして、フェイスブックページも作って、もちろんこの記事もそうですが、慣れない「書き物」もして。。。
リニューアルの効果は如実というか、先月末からオーガニックで検索していただいた方からのお問い合わせがすでに3件あるんです。3件というと大したことはないように聞こえると思いますが、我が社にとっては大変な数なんですね。ある意味ニッチですから。

やはり、リニューアルの効果はあったと思いますし、こういった記事も、何とか自分に鞭打って書き続けていきたいと思っています。
もちろん、できれば人様に参考にしていただける内容のものが書ければと思っていますし、それを継続すればおのずとサイトの情報価値も高まっていくだろうとも思っています。

で、あまり役に立たないであろう記事です。これは。

胃もたれならぬ「脳もたれ」か

で、リニューアルして、イイネボタンを付けたり、フェイスブックのコメントAPIを使ってみたり、フェイスブックページを作ってみたりしたわけですが。
いいねが増えてないか見てみたり、アクセスログを見てみたり検索結果の順位をまめに調べたり、ということにちょっと神経質になりすぎているなあと思いました。

もちろん、メールのチェックや新聞、ニュース、業界紙やその他の情報紙誌を読んだり見たりすることも日々行っているわけですが、どうもちょっと自分のやっているモノづくりとしての仕事とこういった必要なものもありますが情報収集を並行処理していて、それでなくても高い処理能力を持たないわが頭脳が錯そうしている感じなんじゃないかと、次の記事を読んで思ったんです。

"ある企業のCEOが「9日間の完全なネット断ち」で得られたもの"(lifehacker)

http://www.lifehacker.jp/2013/05/130501completely_disconnected.html

この記事の中に「デジタル情報に溺れるとメンタルコントロールが難しくなる」ということが書かれていて、まさに自分もこれなのではないかと思ったんです。
で、調子に乗って原文もちょっと頑張って読みました。

"What Happens When You Really Disconnect"(HBR Blog Network)

http://blogs.hbr.org/schwartz/2013/04/what-happens-when-you-really-d.html

ここにある、

Instead, I became increasingly aware that the relentless diet of information I ordinarily consume leaves me feeling the same way I do after eating a couple of slices of pizza or a hot dog and French fries -- poorly nourished and still hungry.

「いつも情報を暴飲暴食していたけど、後に感じるのはピザやホットドッグ、フライドポテトを食べた後のように、必要な栄養が不足していて満たされていないということをますます意識するようになりました(愚訳)」という部分。ハッとしたんです。

もちろん、ボクはこの人のように優秀なタイプの人ではないんで、この人の言う「脳がキャパシティを超えた」という感覚ではなく、上記の一節から思ったのは、これは胃もたれならぬ「脳もたれだ」という感じでした。

もたれているんです。なんか、「いいね」やアクセスログ、フェイスブックのインサイトなどの情報に振り回され、集中力の低下や散漫になっている自分に気が付かないでいたのだと思います。実際これを書きながら、「この記事にいいねしれもらえるかな?」なんてことも考えていたりします。

Disconnect

完全にネットを何日もの間切断するのは仕事的になかなか難しいと思います。
でも、仕事はパソコンの前に座っていなければできない仕事ばかりではないわけです。

にもかかわらず、目の前にパソコンがあるから何でもパソコンの前でやります。結果、パソコンが本来不要な仕事であってもパソコンを使いながら、やったりしてしまっています。
そういう仕事の時はあえてディスプレイの前から離れてやろうかと思いました。

自分自身は自宅に帰るとパソコンを使うことは緊急時以外はほとんどありませんし、スマートフォンもクレイドルに乗っけて充電開始したら手元には置きません。ですが、自分の場合は圧倒的に自宅にいる時間が少ないわけです。

これは仕事が忙しいということだけではなく、単に職場にいるのが好きというのと、自宅に居てもやることがないと思い込んでいるからだと思いました。
たくさん本も読みたいのに読んでいないんです。これ、オフィスに来ちゃうからなんだと思いました。

思索をする時間というのにパソコンというものほど邪魔なものはない(そうじゃない人もたくさんいるんでしょうけど)とボクは思うし、裏を返せば思索してない、考えてない、頭使っているようで使っていないということなのかもしれません。

これではいかんです。

意識的にパソコンやスマートフォンから離れる時間、自宅にいる時間をもっと作った方がよさそうです。
そうします。

ですが、

こういった記事もフェイスブックを見ていてウォールに流れてくる情報から知ることができたというのが、まあ、なんというか因果なものです。